時刻(時・分・秒)を表示する以外の機能のことを「コンプリケーション(複雑機構)」といい、
その中でも、特に高度な技術や複雑な構造を必要とするものを「世界三大複雑機構」と呼びます。
目次
世界三大複雑機構
世界三大複雑機構と呼ばれるものは、以下の3つです。
• トゥールビヨン:18世紀末、地球の重力による誤差を打ち消すため、時計技師の「ブレゲ」が発明した回転するキャリッジ機構。
• ミニッツリピーター:ゴングとハンマーを使い、時刻を「音」で知らせてくれる機構。
• パーペチュアルカレンダー:月の大小や、うるう年まで自動で判別してくれて、なんと2100年まで手動での調整がいらないカレンダーです。
どれもハイエンドブランドが誇る技術の結晶で、価格も数百万〜数千万円が普通。
ちょっと非現実的な世界かもしれません。
三大とまではいかなくても、もう少し身近に楽しめるコンプリケーションはたくさんあります。
ここからは、エイチエムエスウォッチストアで取扱がある中から選んだコンプリケーションを5本紹介いたします。
機械式アラーム

VULCAIN クリケット クラシック 36mm セミマットブラックダイアル ホワイトデカール カーフレザーストラップ
指定した時刻に、時計自体が音を鳴らして知らせてくれる機構。
目覚まし時計と同じ役割を、機械式の腕時計に組み込んだものです。
上記商品は、1947年に誕生した世界初の機械式アラーム時計「クリケット」の直系モデルです。
アラーム音がコオロギ(クリケット)の鳴き声に似ていることから名付けられました。
モノプッシャークロノグラフ

VULCAIN モノプッシャー ヘリテージ パンダ ステンレススチールブレスレット
ストップウォッチ機能の「クロノグラフ」は、現代は2プッシャー式が多いですが、
「モノプッシャークロノグラフ」は、20世紀前半まで主流だったリューズ一体型のプッシャーで、
スタート・ストップ・リセットをすべて1ボタンで操作します。
古典的な佇まいが美しく魅力的です。
ワールドタイマー(マルチタイムゾーン)

Baltic Heures du Monde - Worldtimer タイガーアイ(年内発売予定)
複数のタイムゾーンを、一つの文字盤で同時に読み取れる複雑機構。
文字盤やベゼルに世界の主要都市が並び、その位置関係で各地の時刻をひと目で把握できる仕組みです。
もともとは船や航空機で世界を移動する人のために開発されました。
ムーンフェイズ

MU:N Watches ORIGIN オリジン コバルト ブラックレザー
月の満ち欠けを、文字盤の小窓(ムーンディスク)で再現するコンプリケーション。
約29.5日で1周する月齢に合わせて、ディスクがゆっくり回転します。
実用性というよりは装飾的な機構ですが、時計にロマンを添えてくれる存在として、
16世紀の置き時計にはすでに見られる、昔から愛されている機構です。
GMT(Greenwich Mean Time)

SQUALE SUB-39 GMT ヴィンテージ グリーン
24時間で1周するGMT針を追加し、現時刻とは別にタイムゾーンをもう1つ表示できる機構。
ベゼルを回転させて、3つ目のタイムゾーンを読み取れるモデルも多くあります。
もともとは航空パイロット向けに開発された機能で、海外への出張や旅行が多い方の相棒として人気です。
コンプリケーションは、時計をぐっと面白くしてくれる隠れた主役です。
気になった一本があれば、ぜひ商品ページから詳細もチェックしてみてください。
※本記事は、HºM'S" WatchStore バイヤーチームによる読みものコンテンツです。
商品に関するお問い合わせは、各商品ページまたは公式サポートよりお願いいたします。






