ミラノ発のプレミアムファッションウォッチブランド「D1 MILANO(ディーワンミラノ)」の創設者であるダリオ氏が来日。ハイクオリティかつ美しいディテールをブレンドさせることで品性と革新性のあるパーフェクトなタイムピースをいかにして生み出し続けているのか、その背景を聞いてみました。

(HºM'S" WatchStore)
まず初めに「D1 MILANO」の名前の由来を教えて頂けますか?

(DARIO)
色々あるけど、ミラノの大学に通っていたってのもあるし、僕はミラノが世界のファッションの中心と思っていて「MILANO」をつけたいと思ったのと、D1は「THE ONE」からきていて「時計と言えばこれ！」と思ってもらえるような時計を生み出したいと思い「D1 MILANO」にしたんだ。

(HºM'S" WatchStore)
なぜ様々なジャンルがある中でも時計を作ろうと思ったのですか? 経緯やきっかけ、ブランドを立ち上げるまでのストーリーを良ければ教えていただけますか?

(DARIO)
特にミラノの人はファッションアイテムとして様々な時計をしている人が多く、僕自身も昔から時計が好きだったっていうのはあるかな。ただ世の中には時計が溢れていて、本当にカッコイイ時計やクオリティの高い時計を作りたいと思い、大学在学中の最後の年、21歳の時に立ち上げたんだ。実は、就職活動がイヤだったってのもあるけどね。(笑)

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就職活動がイヤだったんですね…(笑)でもそれはそれで凄いですね！ちなみにダリオ氏の思うカッコイイ時計とはどういった時計ですか?作るにあたって大事にしていることなど教えて下さい。

(DARIO)
僕が思うカッコイイ時計像は、ディテール・マテリアル・カラーなどにこだわりが見える時計で、それに加えて「個性」がしっかりしている時計かな。例えば、様々なスタイルがある中で「D1 MILANO」を着けることによって、その人の個性をさらに生かして誰が見てもカッコイイと思ってもらえるような時計作りを心掛けているよ。

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「D1 MILANO」の中でもスケルトンなど唯一無二の作品がありますが、ご自身の中で何かこだわりはありますか?

(DARIO)
こだわりといえば「D1 MILANO」のケースは全て八角形で、さらにプッシュボタンも八角形に仕上げている。「個性」を出すためにベルトの色・素材・イタリアデザインにこだわっているかな。同じ形でもベルト、素材、カラーを変えることにより全く違う見え方になるし､様々なスタイルに合うようにこだわっている。スポーティー・カジュアル・ラグジュアリーなど様々なスタイルに対応し、着ける人に「高級感」「特別感」を与える事ができる作品づくりを心がけているよ。

(HºM'S" WatchStore)
なるほど。確かに全て同じ形ですが、組み合わせを変えることで全く違う時計に見えますね。今後、挑戦していきたい事などがあれば教えていただけますか?

(DARIO)
挑戦したい事というより、今後も八角形のケースは貫いていきたい。「カッコイイ」時計を追求し、どのシーンで着けても対応できてみんなの目に留まるようなデザインの時計作りに引き続き挑戦したいかな。

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最後に、日本のみんなにメッセージはありますか？

(DARIO)
心から着けたいと思ってもらえる時計を作っている自信があるし、様々なスタイル・ブランドがある中で「D1 MILANO」はカッコイイと共感してもらい、みんなのファッションの一部にしてもらえればとても嬉しいよ。

今回お話を伺ってみて感じた事は、「D1 MILANO」は求めやすい価格帯でありながら、重厚感のあるデザイン、日本製のムーブメント、そしてなにより高級感があるということ。ダリオ氏自身が本当にカッコイイを追求していること。あの八角形の中には強いこだわりと意思が詰め込まれているんだと思いました。