2026.01.20 Update.

機械式の顔をした最強実用クロノ - SEIKO VKメカクォーツ完全ガイド -

クロノグラフのある腕時計に、憧れはある。
でも、機械式クロノグラフは高価で、繊細で、少し“構える存在”でもあります。

そんな中、世界中のマイクロブランドや復刻モデルに選ばれているのが、SEIKOの VKメカクォーツムーブメント。
クォーツの正確さと、機械式クロノグラフの操作感。
その“いいとこ取り”を現実的な形で成立させた、いま最も賢いクロノグラフの選択肢です。

本記事では、なぜVK系が「最強の実用クロノ」と呼ばれているのか。
VK61・VK63・VK64・VK67それぞれの違いとともに、わかりやすく解説していきます。

VK系とは何か?

VK系は、SEIKOグループのTMI(Time Module Inc.)が供給する“メカクォーツ式クロノグラフムーブメント”シリーズです。
通常のクォーツは、クロノグラフ部分まで電気制御で動かしますが、VK系はクロノグラフ機構に“機械式構造”を採用。
つまり時刻表示はクォーツ、クロノ操作は機械式。

このハイブリッド構造こそが、“メカクォーツ”と呼ばれる理由です。

なぜVK系は選ばれているのか?

VK系最大の魅力は、「クロノグラフの楽しさ」と「クォーツの安心感」を両立している点。

・スタート時の“カチッ”とした操作感
・ストップ時にピタッと止まる針
・なのに、日常ではクォーツ並みの精度と扱いやすさ

機械式クロノの“ロマンと手間”を切り離し、“楽しさだけ”を日常に落とし込んだ存在です。

メカクォーツはなぜ“壊れにくい”?

クロノグラフ作動時のみ機械式構造が動くため、常時稼働の歯車が極端に少ない。

→ 摩耗が少なく、
→ オーバーホール頻度が低く、
→ コストも抑えられる。

つまり「壊れにくいクロノグラフ」という、実用時計としての理想形です。

世界標準メカクォーツ、SEIKO VK系ムーブメント

VK61 ― ミニマルクロノの完成形

VK61は、ミニマルで現代的なクロノグラフデザインに対応する2カウンター仕様のメカクォーツ・クロノグラフムーブメントです。
6時位置にスモールセコンド、12時位置に60分積算計を備えた縦目レイアウトが特徴で、クラシックからモダンまで幅広いデザインに対応。
ミニマルでありながら、クロノグラフとしての基本機能をしっかり備えた構成になっています。

基本スペック
駆動:クォーツ+機械式クロノ機構
表示:時・分・クロノ秒・スモールセコンド・60分積算
日付:3時位置(モデルにより非搭載)

特徴
VK61は、クロノグラフの操作部分にのみ機械式構造を採用したメカクォーツムーブメント。
スタート・ストップ時の確かなクリック感と、ストップ時にピタッと止まる針の挙動は、機械式クロノグラフと同じ“触って楽しい”感覚を味わえます。
一方、時刻表示はクォーツ制御のため非常に高精度で、日常使いでは時間合わせの手間がほとんどありません。
ミニマルなデザインと実用性を両立した、現代的なクロノグラフに最適なムーブメントです。

こんな人におすすめ
・すっきりしたクロノグラフが好き
・ミニマルな文字盤デザインが好み
・クロノを気軽に日常使いしたい人

VK63 - 王道クロノグラフの顔

VK63は、クラシックなクロノグラフの王道レイアウトを持つ3カウンター仕様のメカクォーツ・クロノグラフムーブメントです。
クロノグラフの操作部分にのみ機械式構造を採用し、スタート・ストップ時には確かなクリック感、ストップ時には針がピタッと止まる、機械式クロノグラフと同じ“触って楽しい”操作感を楽しめます。
一方、時刻表示はクォーツ制御のため非常に高精度で、日常では時間合わせの手間がほとんどありません。
3時位置に24時間計、6時位置にスモールセコンド、9時位置にクロノグラフの分計、そして4:30位置に日付表示を備えた王道レイアウトは、クラシックからヴィンテージテイストまで、あらゆるクロノグラフデザインと相性の良い構成です。

基本スペック
駆動:クォーツ+機械式クロノ機構
表示:時・分・クロノ秒・24時間計・スモールセコンド・分計
日付:4:30位置(モデルにより非搭載)

特徴
VK63は、最も“クロノグラフらしい表情”を作れる王道構成を持つモデル。
クラシックな見た目と、クォーツ精度による扱いやすさを両立し、デザイン性と実用性のバランスが非常に優れています。
メンテナンスの手間が少なく、それでいてクロノグラフの楽しさをしっかり味わえる、「初めてのクロノグラフ」にも選びやすい万能ムーブメントです。

こんな人におすすめ
・王道クロノグラフの顔立ちが好き
・ヴィンテージテイストの時計を探している
・クロノグラフを気軽に日常使いしたい人

VK64 - 本格スポーツクロノの心臓部

VK64は、スポーティで力強いクロノグラフデザインに対応する2カウンター仕様のメカクォーツ・クロノグラフムーブメントです。
クロノグラフの操作部分にのみ機械式構造を採用し、スタート・ストップ時には確かなクリック感、ストップ時には針がピタッと止まる、機械式クロノグラフと同じ“触って楽しい”操作感を味わえます。
一方、時刻表示はクォーツ制御のため非常に高精度で、日常使いでは時間合わせの手間がほとんどありません。
3時位置に24時間計、9時位置にクロノグラフの分計、そして6時位置に日付表示を備えた2カウンターレイアウトは、視認性が高く、スポーツクロノらしい力強い表情を作り出します。

基本スペック
駆動:クォーツ+機械式クロノ機構
表示:時・分・クロノ秒・24時間計・分計
日付:6時位置(モデルにより非搭載)

特徴
VK64は、無駄のない2カウンターレイアウトによる高い視認性と、クォーツ精度による扱いやすさを両立したスポーツクロノ向けモデル。
情報量を絞ったダイヤル構成は瞬時の視認性に優れ、アクティブなシーンでもストレスなく使える設計になっています。
“クロノグラフらしさ”と“日常の扱いやすさ”を最もバランス良く成立させたスポーツクロノの心臓部です。

こんな人におすすめ
・スポーティなクロノグラフが好き
・視認性を重視したい
・毎日気軽に使えるクロノを探している

VK67 ― 実用性まで備えた、万能クロノグラフの心臓部

VK67は、本格的なレースクロノグラフの構成を持つ3カウンター仕様のメカクォーツ・クロノグラフムーブメントです。
クロノグラフの操作部分にのみ機械式構造を採用し、スタート・ストップ時には確かなクリック感、ストップ時には針がピタッと止まる、機械式クロノグラフと同じ“触って楽しい”操作感を楽しめます。
一方、時刻表示はクォーツ制御のため非常に高精度で、日常では時間合わせの手間がほとんどありません。

6時位置にスモールセコンド、9時位置にクロノグラフのアワー(時間)積算計、12時位置にクロノグラフのミニッツ(分)積算計、そして3時位置に日付表示を備えた本格レースクロノ構成は、プロフェッショナルユースにも耐える情報量と視認性を備えています。

基本スペック
駆動:クォーツ+機械式クロノ機構
表示:時・分・クロノ秒・スモールセコンド・アワー積算・ミニッツ積算
日付:3時位置(モデルにより非搭載)

特徴
VK67は、分単位だけでなく“時間単位”まで計測できる本格的なレースクロノグラフ構成を持つモデル。
一般的なメカクォーツでは味わえない“積算できる情報量の多さ”が大きな特徴で、モータースポーツや競技用クロノグラフの文脈に最も近い存在です。
“クロノグラフを本気で使いたい人”のための、VK系最上位クラスのムーブメントと言えるでしょう。

こんな人におすすめ
・レーシングクロノが好き
・積算情報が多いダイヤルが好み
・本格的なクロノ機能を楽しみたい人

VK61・VK63・VK64・VK67でわかる、SEIKOメカクォーツの本質

SEIKOのVK系メカクォーツムーブメントは、クロノグラフという複雑な機構を、「正確・壊れにくい・扱いやすい」という実用時計の条件で成立させた存在です。

VK61は、ミニマルで現代的なクロノグラフに。
VK63は、王道のクラシッククロノグラフに。
VK64は、スポーティで存在感のある本格クロノグラフに。
VK67は、日付表示まで備えた“万能クロノグラフ”に。

それぞれのデザインとライフスタイルに合わせて選べる、“現実的でいちばん賢いクロノグラフの心臓部”として、世界中のブランドから支持されています。

クロノグラフをもっと身近な存在に

クロノグラフは、見た目のかっこよさだけで選ぶと、日常での扱いに少し“気を使う存在”になりがちです。
だからこそ、正確で、壊れにくく、メンテナンスの手間が少ないVK系は、クロノグラフを“道具として楽しむ”ための、ひとつの答えでもあります。
クロノグラフをもっと気軽に、そしてもっと長く楽しみたい方に、SEIKOのVK系は、きっと頼れる選択肢になるはずです。

※本記事は、HºM'S" WatchStore バイヤーチームによる読みものコンテンツです。
商品に関するお問い合わせは、各商品ページまたは公式サポートよりお願いいたします。

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