2019.07.12 Update.

オリビア・バートンとの出会い

ブランドたちとの出会い方は
本当にさまざまで
運命としか思えない出会い方をする。

オリビア・バートンと出会ったのは
2015年冬の事。

最近は便利な世の中で
SNSを通じてホント多くの情報を
得ることができるようになった。
2015年というと日本でもやっと
インスタグラムが急成長してきたころだったと思う。

そんなインスタグラムを見ていたら
今まで見たことない
花柄の時計が目に飛び込んだ。
男の僕には関係ないかとスルーしたが
なんか心がざわざわした。
いままでこんな時計見たことなかったから。

文字盤が見にくいと売れない
とかいうのが時計業界の定説らしいんだけど
もともとジュエリー業界で仕事をしていたせいか
そんなのは気にならなかった。

何日か経ったけど
やっぱり気になるから
ウチの代表に「こんな面白い時計があるんですけど」って話をしたら
即答で「すぐにロンドンに飛ぼう」と。
ウチの代表は行動が早い。
感性で動く。

すぐにロンドン行のチケットを取って
オリビア・バートン社に「今から行きたいんだけど会えますか?」って連絡した。
イギリスに着いたのは土曜日で
オリビア・バートンのオフィスは休みだったが
わざわざオフィスを開けてくれ、快く迎えてくれた。

オリビア・バートンのオフィスはその当時
ロンドン市内の小さなビルの2部屋にあって
社員は全員女性。
溢れんばかりの笑顔で目がキラキラと輝いていた。

話を聞くと今まではイギリス国内のみで展開していて
他の国にはまだ大きく展開していないと言う。

ロンドンは世界的に有名な百貨店がたくさんあって
時間の許す限りすべての百貨店を巡った。
ハロッズ(HARRODS)、リバティー(LIBERTY)、セルフリッジ(SELFRIDGES)、ハーヴェイニコルズ(HARVEY NICHOLS)などなど。

そこを訪れて本当に驚いた。
どの百貨店に行っても
オリビア・バートンは一階の特等席に鎮座していたのです。
かわいい世界観の中に
花畑のように美しく並べられた時計たちを見て
これはすぐにでも日本の人たちにも
この魅力を伝えてあげるべきだと
確信に変わった。

彼女たちのビジョンはとても明確で
他にはない本当に「かわいいもの」とは何か
ということをとにかく探求していた。
ベルトと文字盤の色合わせだったり
サイズ感だったり、
新しいアイデアだったり。
ファンが次に求めることを
とても細かいレベルまでこだわって作っていた。

日本でこの魅力を伝えたい
という情熱は彼女たちにも伝わったようで、
話はトントンと進んでいった。

日本へ帰り、すぐにとりかかった。
どのようにしてこのオリビア・バートンの魅力を
いろいろな人に知ってもらうか。

答えは単純で、
彼女たちの情熱をそのまま伝えていくということ。
日本でも、伊勢丹新宿店のバイヤーさんにもその情熱は評価され
翌年の2016年8月に伊勢丹新宿店の一階で旋律のデビューとなりました。

今ではいろいろな人に知って頂いている
オリビア・バートンとなりましたが、
他にもいろいろ魅力的なブランドたちが
世界では生まれています。

今後も
私たちの独自の目線でキュレーションした
魅力的なブランドたちをみなさんに知って頂いて
喜んでいただけたらいいなと願っています。

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